レストラン・ジョルジュマルソー

九州は福岡でしか食べられないフランス料理はここにあります。

大分県へ伺ったもう一つの理由。

大分県へ伺ったもう一つの理由。

 

それは安心院商工会の方から相談を受けたためでもありました。

 

 

イノシシやシカなどによる農作物の被害。

 

その額は日本全国で約200億円にものぼるそうです。

 

 

農家の方々の対策と努力もあってここ数年は減少傾向にあるものの、

 

大分県にとっても未だ深刻な問題であることに変わりはありません。

 

 

一方でフランス料理の視点からすると、

 

イノシシやシカは「ジビエ」として珍重されてきた食材です。

 

 

 

『地元の猟師の方々で「駆除」するにとどまっていたそれを、

 価値のある「商品」にする。』

 

 

 

『生産・加工・販売のサイクルを全て担い、地域活性化に繋げる』

 

 

 

それは命を尊重して大切にすること、鳥獣被害の解消、

 

安心院の土地が生み出す特産物の発信など、安心院の熱い想いが込められています。

 

 

そうした流れの一つのステップとして、

 

イノシシやシカを用いた料理の試食会が設けられました。

 

 

早速キッチンへ移動。

 

今回はオーナーシェフ・小西はもちろん、

 

右腕として支え続けてきたデフィ・ジョルジュマルソーのシェフ、

 

松岡も同行していますので、どんな料理が出てくるのか楽しみです。

 

 

限られた調味料と食材の中で小西と松岡、

 

「何を作るか」という打ち合わせもほとんどなく調理が始まります。

 

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スタッフ全員に的確な指示が飛び、少しずつ全貌が明らかになっていきます。

 

それは昔のTV番組「料理の鉄人」を生で観ているかのよう。

 

気迫と情熱が料理に伝わっていくのがわかります。

 

そこはまさに「戦場」でした。

 

 

出来上がった料理がこちら。

 

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仔鳩のロースト、猪肉の味噌汁、ポトフ、シカ肉とトマトのパスタ、シカ肉のピカタ、

 

して安心院産マスカットベリーAのワインで仕上げた

 

イノシシのロースト(抜群の相性でした)と合わせて計6品、

 

全て6~8人前を1時間半ほどで作り上げてしまいました。

 

 

試食をされる安心院の方々も驚いていましたし、私たちも驚きました。

 

いつもと勝手の違うキッチンで、

 

どんな食材があるのか、どこに調理器具があるのか、

 

すべてが手探りの状態から始まってここまでのクオリティーに仕上げてくるのは、

 

小西と松岡という10数年共にしてきた二人にしかできない、

 

二人にしかわからない阿吽の呼吸なのでしょう。

 

 

これからも九州の活性化に繋がる取り組み、

 

新しい挑戦を考えていければと思っています。

 

 

この度は安心院商工会の皆様、塚崎様のご厚意で

 

貴重な体験をさせて頂き大変感謝しております。

 

これからも末永いお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます。

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