初春の風物詩・鮟鱇(アンコウ)。
ジョルジュマルソーに春を告げる食材のひとつに
鮟鱇(アンコウ)があります。
今日は2kgほどのものから6kg近いものまで3尾が届けられました。
鍋にして頂くのが一般的な食材ですが、
ジョルジュマルソーではカルパッチョでお出ししています。
それを可能にするのは「活魚で届くこと」、
そして、「神経抜きで締めること」です。
この二つのおかげで、
一般的には珍しい「生の鮟鱇」をお出しできます。
締めた後はしっかり脱水しながら、
旨味を蓄えていくのを待ちます。
ゼラチン質の特に多い部分などは
カリッと香ばしいフリットにして熱々でお持ちします。
見た目は少々怖いですが、
淡白ながらも滋味深い味わい。
常時あるものではありませんが、
この時期ならではの味覚です。
是非、ご賞味ください。