嬉野へ。
過日のイベントでご一緒した茶農家、副島園さん。
イベントを通して日本茶の魅力を教えてくださり、
「是非もっと知りたい!」ということで、今回お邪魔してきました。
副島園さんは佐賀県嬉野市で三代続く茶農家で、
20年ほど前からは減農薬、完全無農薬などにも取り組まれ、
安心安全な茶造りに向き合っていらっしゃいます。
この日はまず、茶畑を一望できる場所に設けられたスペースで、
お茶を頂くことから始まりました。
まるで浮遊しているかのように見えるそのスペースは、
土の匂いや風の肌触りを感じながら過ごせる素敵な場所でした。
一煎目、二煎目と大きく印象の変わるお茶を頂きながら
色々とお話を伺いました。
「お茶の新しい楽しみ方の提案」や、
「減農薬、無農薬という新たな価値の付加」など、
新たな取り組みに積極的でいらっしゃるその裏には、
「茶農家が年々減っていくこと」や、
「若い世代のお茶離れ」などの問題があり、
嬉野がこの先10年、50年、100年と
茶の名産地で在り続けることに直結する取り組みであるようです。
ペットボトルのお茶、その利便性は代え難いですが、
急須で入れるお茶は、お湯の温度や葉の量、置く時間などで
仕上がりは千差万別、その面白さがあります。
そして急須で入れる時間そのものが、
心落ち着ける時であるように思います。
家庭でも気軽にお茶を楽しむ時間が増えるように、
お茶の美味しさを伝える取り組みを、
私たちジョルジュマルソーもグループとして行動していきます。
そのためにはまず、自分たちが学ぶこと。
楽しみながら勉強です。
副島園の皆様、
お忙しい中ありがとうございました。
また是非、お話を聞かせてください。